とくしまSDGs未来会議

メッセージ(令和2年12月)

明けない夜はないことを信じて
~SX(sustainability Transformation)に向けて動き出す社会

これまで私たちが経験したことが無い脅威と直面した2020年も、まもなく終わろうとしております。

今年1年、とくしまSDGs未来会議の活動に対し、たくさんのご支援を頂戴し誠にありがとうございました。

とくしまSDGs未来会議は、令和という新しい時代の幕開けとともに徳島から未来を創る力を発信することを目指し、令和元年6月15日に設立されました。コロナ禍にありましても、毎月のモーニングセミナーでは対面、オンライン、オンデマンドと様々な開催方法に挑戦し、FaceBookとともに皆様への情報発信に努めてまいりましたが、まだまだ行き届かないことも多くございました。今後も、皆さまのお声をうかがいながら、活動を充実させて参りたいと考えております。どうぞ変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。
 
私たちが毎日何気なく使い、装い、口にする様々なモノたちは、その生産から流通、販売に至るまでに多くの国境を越えて私たちの手元に届きます。今回の新型コロナウイルスの問題は、それらのチェーンの一部分が分断されることにより、その影響はドミノ倒しのように多方面に押し寄せ、社
会的に弱い立場の人々、弱い立場の国々により深刻なダメージを与えることを教えてくれました。

SDGsのゴール12は「つくる責任 つかう責任」として、持続可能な消費と生産のパターンを確保することを掲げています。けれども、これからの社会は「つくる」と「つかう」だけでは足りません。これからは、「つくる責任 つかう責任 そして、つながる責任」が求められると感じております。

消費行動は、本来自分にとってより良い選択と満足をもとめる利己的な行動です。この利己的な行動に、少しだけ「誰かのため、どこかのため、未来のため」という利他の概念を加えることは、人間にしかできない行為です。利他の概念は、人や地域、モノや情報とのつながりを思いやることだとも言えるでしょう。

今年8月経済産業省は、「企業のサステナビリティ」(企業の稼ぐ力の持続性)と「社会のサステナビリティ」(将来的な社会の姿や持続可能性)の両立を図るSX(sustainability Transformationサステナビリティ・トランスフォーメーション)についての提言を行いました元々は企業と投資家の対話の実現と、企業価値の向上を目指した考え方ですが、SDGsの達成には社会のあらゆるスタークホルダーによる『対話』が不可欠であり、これこそが『つながる責任』であることは言うまでもありません。

それぞれの属性、立場、組織、価値観等の違いを個性として尊重し、包摂し、対話を重ねていく
ことが、今私たちに求められているアクションの基盤ではないでしょうか。

明けない夜はありません。春につながらない冬はありません。寒い冬のなかでも、桜は春に向けて力を蓄えています。

2021年のキーワードはSX。対話に裏付けられた持続可能な社会の構築に向けて、今大きな変革が始まろうとしています。新しい年が、皆さまにとって希望にあふれた日々となりますよう、皆さまのご健勝を心からお祈り申し上げます。


令和2年12月29日
とくしまSDGs未来会議 加渡 いづみ

Believing that there will be no dawning night
~Society that begins to move toward SX (sustainability transformation)~

2020, which we faced a threat we have never experienced, is about to end.
Thank you very much for your support for the activities of the Tokushima SDGs Future Conference this year.

The Tokushima SDGs Future Conference was established on June 15, 2019 with the aim of transmitting the power to create the future from Tokushima with the dawn of a new era.

The various things we casually use, dress, and eat every day reach us across many borders from production to distribution and sale. The problem with covid-19 is that by breaking a part of those chains, the effects are flooded in many directions like a domino effect, causing more serious damage to vulnerable people and vulnerable countries.
Goal 12 of the SDGs is to secure sustainable consumption and production patterns as "responsible production and consumption". However, in the future society, " production" and "consumption" are not enough. From now on, I feel that "responsible production, responsible consumption, and responsible connect" will be required.

"Dialogue" by all stark holders in society is indispensable for achieving the SDGs.
Respecting the differences in each attribute, position, organization, values, etc. as individuality, and repeating dialogues are the basis of the actions that are required of us now.

There is no night that doesn't dawn. There is no winter that does not lead to spring. Even in the cold winter, cherry blossoms are building up for spring.
The keyword for 2021 is SX(sustainability transformation). A major transformation is about to begin with the aim of building a sustainable society backed by dialogue.
We wish you all the best and hope that the New Year will be a day full of hope.

December 2020
Tokushima SDGs Future Conference
Izumi Kado

「とくしまSDGs未来会議」 設立趣意書

近年急速に進む気候変動や環境汚染、紛争や社会不安による貧困問題、労働者の人権問題など、今私たちは国や人種、イデオロギーの違いを超えて、解決をしなければならない大きな課題に直面しています。
2015年9月に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」には、「誰一人取り残さない」という考えのもと、現代世代の幸福追求とともに将来世代の希望の光を決して絶やすことのない持続可能な開発のために、17のゴールと169のターゲットが示されました。徳島県においても、倫理的消費(エシカル消費)の取り組み先進県として、「消費者市民社会」の構築に向けて、行政や経済界、民間団体、教育機関などが積極的に活動を展開しています。
 そこで、私たちは、自らの行動が地域や国、また世代を超えて社会経済や地球環境に影響を及ぼすことを自覚し、愛する徳島を、そして日本、地球を、誇りをもって将来世代に引き継いでいくために何ができるのか、何をしなければならないのかを、SDGsを学ぶことで明確にしたいと考えました。そのためには、SDGsを軸として、性別、世代、職業、立場、組織などの壁を打ち破り、多様な主体が自由に学び合い、語り合い、参加できるプラットフォームが必要となります。
 この度、徳島の地からSDGsを自分のこととして考え、仲間とネットワークを拡げ、ライフワークへと深化させるために「とくしまSDGs未来会議」を設立いたしました。私たち一人一人の行動は、「ハチドリのひとしずく」に過ぎないかもしれません。けれども、「誰一人取り残さない」ために、他の誰でもない「私自身」が、SDGsの17のドアを開き、足を一歩前に踏み出すことが大切だと考えます。
 
「とくしまSDGs未来会議」は、新しい時代の幕開けの時に、徳島から未来を創る力を発信してまいります。

Tokushima SDGs Future Conference Establishment statement In recent years, we face major challenges that need to be resolved across national,ethnic and ideological differences such as rapid changes in climate, environmental pollution, poverty due to conflicts and social unrest, workers' human rights issues,etc.
“Sustainable Development Goals” adopted by the United Nations in September 2015 are aimed at ensuring that no one is left behind, and it set 17 goals and 169 goals to build a society that satisfies both the happiness of the modern generation and the light of hope for the next generation.

Tokushima Prefecture is an advanced area of ​​ethical consumption and we are actively working with governments,businesses,educational institutions and local organizations to build a “consumer civil society”.

So we would like to study SDGs to think about what we should do to take over our beloved Tokushima, Japan and the Earth to the next generation. To that end, we need a platform where various people can freely learn and participate, regardless of gender, generation, occupation, or position.

Tokushima SDGs Future Conference was established in order to deepen activities by thinking about SDGs, collaborate with friends. Each persons action may be A drop of Hummingbird But the most important thing is that I open the door to 17 goals, not someone else.Tokushima SDGs Future Conference will transmit the power to create the future from Tokushima at the start of a new era.
発足にあたり代表からのメッセージ
加渡 いづみ 氏
四国大学短期大学部 教授

この度、教育機関や企業関係者、地域社会で活動を展開している民間団体から16名が発起人となり、「とくしまSDGs未来会議」を設立いたしました。

地方における人口減少や少子高齢化には未だ歯止めがかからず、地域コミュニティの希薄化が社会の中で影を落としています。けれども、私たちには、長い歴史の営みの中で受け継いできた愛する故郷と誇りある地域の宝があります。そして、今生きている私たちが胸を張って将来の世代にこの社会を引き継いでいくために、一人一人がSDGsを「自分ごと」として受け止め、一歩前に踏み出すことが求められているのです。

誰かに任せておこう、私一人の力ではどうにもならない、そう思う前にまずSDGsの17ゴールの中で、どれか気になるドアを開いてみませんか。SDGsは、これから私たちが目指す社会への道標ともいえるものです。正解もありません。何よりも、主役は私たち一人ひとりなのです。

 

私たちの毎日の行動、例えば買い物をすること、食事をすること、電気を使うこと、車に乗ること、これらはすべて「誰か」や「どこか」、そして「未来」とつながっています。それは、まだ会ったことない「誰か」かもしれません。まだ行ったことのない「どこか」かもしれません。もしかしたら、自分では見ることのできない「未来」かもしれません。けれども、SDGsが目指す2030年の私たちの町や世界を想像しながら、今自分にできることを一緒にバックキャスティングして考えてみましょう。

「ハチドリのひとしずく」の物語の最後、森はどのようになったのかは語られていません。そこには、「結論は、これからの行動で変えることができる」というメッセージが込められていると感じています。

このとくしまSDGs未来会議は、SDGsを学び合い語り合うプラットフォームとして、新しい時代の幕開けとともに徳島から未来を変える原動力となってまいります。

Message
Representative of Tokushima SDGs Future Conference Izumi Kado (Professor of Shikoku University, Junior College)
This time, 16 people who are active in educational institutions, companies and local organizations became the founders, and the Tokushima SDGs Future Conference was established.
In local cities, population decline and declining birthrate and aging are not stopping,and community relationships are becoming scarce. But we love and take pride in the treasures of our hometown that have been handed down in our long history. And we are responsible for handing over the treasure to future generations. Before trying to let someone solve the problem you are having, let's open one of the 17 SDG goals.
SDGs are a guide to the future society. There is no right answer. Above all, the leading role is each of us. Imagine the 2030 society that the SDGs are aiming for and think retroactively what you can do now.
In the last scene of “A drop of hummingbird”, we cannot know what happened to the forest.
It contains a message that the conclusion can be changed by the actions from now.The Tokushima SDGs Future Conference aims to become a great force to change the future from Tokushima as a platform to learn and talk freely about SDGs.

とくしまSDGs未来会議発足メンバー紹介

人口がすでに70億を超え、地球は「人新世」という新たな時代を迎えています。SDGsは、人類自身をも含めて、地球上に存在する様々な生き物の生存を左右する種として、これから取り組むべき課題を具体的に示してくれていると私は捉えています。

高知学園大学・高知学園短期大学学長
近森 憲助

泊健一
8年前経営に苦しんでいたときペーパーレスに出会い、「環境に良いことは経済的合理性がある。」ことを体感しました。それ以降カーボンオフセット、徳島県の委託事業「省エネクレジット」や地域振興のクラウドファンディングを行っております。日証協はSDGsを推進しており、徳島でもお役に立ちたいと思っております。
徳島合同証券株式会社
代表取締役社長 泊 健一
持続可能な未来に向けてSDGsを学び、皆様と議論することでSDGsの取組を推進させるために、この会議へ参加しました。概念として学ぶに留めるのではなく、実務に落とし込んだ場合の課題を共有し、社内においても検討していきたいと考えております。
株式会社ときわ
代表取締役社長 高畑 富士子
生態学・生態系管理論の立場から、生物多様性や生態系の保全・再生に関する研究・提言を行ってきています。グリーンインフラとしての生態系を永続的に活用していくための仕組みを考え、SDGsの達成をめざしたいと思います。
徳島大学大学院社会産業理工学研究部 
教授  鎌田 磨人
機動力ある阿波人財の皆さまと繋がる素晴らしい機会をいただき、大変嬉しく存じます。大いに学び、持続可能な地球と社会のためにできることを、少しずつ具体的な形にしてゆければと思います。
鳴門教育大学大学院
教授  坂本 有芳
この度理事に就任致しました亀谷です。
SDGsを通じ、誰一人として取り残さないエシカルな社会の実現に邁進致しますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
未来環境エネルギー計画株式会社
SDGs経営支援室 室長
SDGsビジネスコンサルタント
亀谷 寿長
見えている「モノ」だけでなく、その背景にある「コト」に目を向け、人・動物・自然に優しい選択を心掛けています。過去と他人は変えられないけど、自分と未来は変えられる!決して他人事じゃない。徳島から共に未来を変えていこう!未来の子どもたちのために
喜多機械産業株式会社
代表取締役社長 喜多 真一
立場を越えた繋がりが円滑になることで、 "8 働きがいも経済成長も" を目指しています。 一緒に考えるところから始め、誰もが少しずつ コミュニケーション力を高めることで "エシカル消費→SDGs→ESG経営" を目指しています。
一般社団法人働く女性のサポートセンターWoman's heart
代表理事 安達和美
㈱ネオビエントの藍原理津子です。当社は「徳島から元気な未来を創る」を理念に掲げ、施設運営やイベント事業を行っています。徳島が笑顔と希望であふれる、真の意味での「豊かな土地」になることを願い、皆様と一緒にSDGsをしっかり学びます。宜しくお願いします。
株式会社ネオビエント
代表取締役 藍原 理津子
私が所属する全国社会保険労務士会連合会は、2018年4月に「国連グローバル・コンパクト」に署名しました。国連グローバル・コンパクトはSDGsを推進しています。一市民として社労士として徳島の未来のためにSDGsに取り組んでいきたいと思います。
徳島県社会保険労務士会
会長 米澤 和美
性別や世代、国籍、職業…違っているからこそ、「誰一人取り残さない」社会を築くためにできることがいっぱいあるはず!いっしょに学んで見つけて行動していきましょう!
公益財団法人徳島県労働者福祉協議会
常務理事 兼松 文子
(株)キョーエイグループの(株)共通開発です。インショップ型の産直市「すきとく市」を運営しております。徳島県内31店舗、関西方面76店舗で販売し、供給面では授産施設に袋詰め等を協力して頂き、売上増進に繋がっています。また、(株)キョーエイでは、資源ごみの回収する「ハッピーエコプラザ」、独自のフードバンク、マイバック運動などを行っています。
株式会社共通開発
取締役営業部長 小久見 正人
私は40年間の会社勤務を終え、2016年から専業主婦になりました。「名もなき家事」に翻弄されながら、今まで助けて下さった人々に感謝の日々です。 SDGs達成に向けて、1人ひとりが他を思いやることの大切さや活動のヒントを勉強できればと思います。
元大塚製薬株式会社
鳥取 桂
人と人が助け合う、慈しみあう、当たり前のことが当たり前になれる世の中になれればいいな。「ハチドリのひとしずく」のように少しずつ少しずつ「自分のできること」をやっていこうと思います。
公益財団法人徳島県勤労者福祉
ネットワーク
常務理事 川原 佳子
働きたいと思った人が働ける世界へ。無いなら作る、ICTを味方にし、継続して取り組むことと、少しずつ取り組むこと。孤立させず、社会とのつながりも保ち続ける工夫を考えていきたいと思います。
特定非営利活動法人チルドリン徳島
共同創設者 清瀬 由香
生態学・生態系管理論の立場から、生物多様性や生態系の保全・再生に関する研究・提言を行ってきています。グリーンインフラとしての生態系を永続的に活用していくための仕組みを考え、SDGsの達成をめざしたいと思います。
徳島大学大学院社会産業理工学研究部 
教授  鎌田 磨人
ご入会のお申し込みはこちらのフォーム(Googleフォーム)からお進みください。

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 会員限定SDGsモーニングセミナー
【6月モーニングセミナー】
日時:6月21日(金) 8:30~9:30
場所:徳島合同証券会議室(徳島市中通町3丁目5)
*駐車場:周辺のコインパーキングをご利用ください
(合同証券駐車場の利用はご遠慮ください)

1.概要
(1)ミニ講義
テーマ:SunSunマーケットの展開と地域活性化~文化と住民参画による持続可能な社会のつくり方
講 師:Studio Avanti代表 渡瀬 真弓氏

(2)アクティブラーニング
「文化」と「持続可能な地域社会づくり」の関係を図解で表現してみよう!

2.参加方法
とくしまSDGs未来会議のHPからお申し込みください。 https://tokushima-sdgs.org

次の2つの方法で、ご都合に合わせてご参加ください。
①会場参加 
*コーヒー&ベーグル代金として、500円をご用意ください。可能な限り、マイカップ、マイタンブラー、マイボトルなどをご持参ください。

②zoomによるオンライン参加
*ZoomのURLは後日改めてご連絡いたします。

とくしまSDGs未来会議
https://tokushima-sdgs.org/

6月モーニングセミナー申込み


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